こんにちは。大阪京橋の女性専用整骨院ASCメディカルラボ院長 神野甯世*かんのやすよ*です。当院では治療前に、どのような歩き方をされているのか確認させていただくのですが、必要であれば履いていらっしゃる靴も見せていただきます。
靴を変えれば歩き方が変わる?歩き方を変えれば痛みも変わる?
腰痛・膝痛の原因の一つに歩き方が大きく関わっています。その歩き方に大きく関与するのが、そう!靴ですよね。
スリッパやつっかけサンダルなど、簡単に脱ぎ履きできるのも魅力ですが、もし、あなたが腰痛や膝痛でお困りなら今すぐ靴を履き替えてください。あなたが想像されている以上に、靴があなたの健康に与える影響はとても大きいのです。
靴を買いかえないといけないの?
個人に合わせて足底板などを作って下さるような立派な靴を買う必要はありません。まずは紐靴であること、靴底がある程度クッション性のあるもの、靴全体の作りが柔らかく軽いものであればOK。お家にそんな靴はありませんか。一度確認してみてくださいね。
新たに購入されるご予定の方には、いわゆるウォーキングシューズとして販売されているものをオススメいたします。
ランニングシューズもOKですが初心者用を選ぶようにしてください。上級者用のランニングシューズは軽さを追求するあまり、靴底が薄く設計されているものがあります。
これは、腰痛・膝痛の方にはマイナスですね。よく学校に置いてあるグリーンのペラペラスリッパ。靴底の薄いサンダルで硬く冷たい廊下を歩いていると足がすぐ疲れますよね。
逆に靴底がフカフカふわふわ過ぎても実は足に負担がかかります。この減少は大げさにいうと、砂浜を歩いているような時と似ています。靴底には安定性を高めるため、適度な硬さも必要なんです。
どんな靴を履けばいいの?
大事なのは価格や、宣伝文句にある機能の多さではなく
・きちんと靴紐を結んだ状態で両足試着し、50~100歩ほどお店の中をウロウロ。Uターンや足踏みなどしっかり履き心地を確認して足付近に違和感がでなければOK!
・靴を手で持った時の重さと履いた時の重さを比較して、履いた時の方が軽ければOK!
まずは、この2つのOKを得る靴を履いて1週間過ごしてみてください。
↑このようなタイプのスニーカーはかわいいのですが、足へのフィット感が少ないので靴を重く感じやすいですね。(全部が全部ではないですが)
靴の履き方も大事ですよ
億劫でも、靴を履き直すたびに必ず、紐は結び直してくださいね。上から2番目の靴紐穴を通る紐をややしっかり目に。最後の穴を通る紐は気持ち緩めに結んで下さい。足の甲部分には大事な血管が皮膚のスグ下を通っています。一番上の紐をきつく結んでしまうと、足首の動きを制限するだけでなく血流も止めてしまうんですね。
靴の機能を最大限に生かしてあげることが大事!!
サンダルや靴紐ゆるゆるの靴を履いたら何故、腰や膝を痛めるの?
サンダルや、ゆるゆるの靴を履いていたら足がなんだか疲れやすいなぁと感じたことはありませんか?サンダルや靴が重いから??いいえ、サンダルや靴自体の重さよりも実は、履き方の方が健康を保つためにはとっても大事なんです。
サンダルやゆるゆる靴を履いて歩くと、足との一体感が少ないため、歩くたび靴はブレます。その時、てこの原理から靴自体の重さもアップしますし、脱げないよう足の指先や足首が力みやすくなるんですね。
足の指先や足首が力むと、困ったことに股関節も力んでしまい足を持ち上げにくくなります。歩く動作は、頑張る足とリラックスする足の交互作業だから継続することができます。片足で支えている方が頑張る足、持ち上げている方がリラックスする足なんですね。しかし、サンダルやゆるゆる靴を履いて歩くと、持ち上げている方の足は靴が脱げないよう力んでしまう。
つまり、支える方の足も持ち上げている方の足も頑張り続けないといけないことになります。休憩知らずの歩き方をすれば、疲れやすくなるのもわかりますね。この疲労は、日常動作の質を低下させ、腰や膝を痛めやすい体をつくります。
おしゃれや手軽さも大事ですが、腰や膝の痛みでお困りの方、一度靴を見直してみてはいかがでしょうか?コチラもどうぞ!
歩き方の改善を目指すなら大阪京橋の整骨院ASCメディカルラボへどうぞ!
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