こんにちは。大阪京橋の女性専用整骨院ASCメディカルラボ院長 神野甯世*かんのやすよ*です。本日は当院にてASC治療家育成セミナーを開催しました。今年から月2回のペースで全18回ASC治療家の基礎技術力アップを目指します。
過去に当院でASC治療家練習会を開いてはいましたが、その当時はまだ誰かにアドバイスできるゆとりはなく自分の事だけで必死でした。しかし、今は違います。ASC技術取得の難しさに悩み考え治療仲間と切磋琢磨した日々があるからこそ、指導役となった今、皆さんに私オリジナルの視点で「技術取得への最短の道」をお伝えすることが出来ます。
ASC治療を学びだした頃
十数年前、私はASC他動的運動療法と出会い「コレが私が求めていた治療法だ!!!」とセミナーに参加。解剖学のみならず物理学に神経生理学などの座学に加え、体の使い方・動作の見分け方にするどい感覚性と集中力を必要とする実技を学ぶ日々。私は高い壁に挑まんとワクワクしていましたが、あまりに脳がパンク状態になると暗闇を手探りで進んでいるようなもどかしさを感じる事もありました。
「ここまで努力しないといけないの?」少し弱音を吐きたくなると師匠であるASC他動的運動療法の考案者・下間雅晃先生のこのお言葉を思い出します。
挫けそうな時に思い出す言葉
「僕が作った高速道路を走らせてあげてるんやで」この言葉。意味はわかりますでしょうか。
師匠はこのASC治療法を確立されるまでどれだけ悩み苦しみ考え努力されてきたのでしょうか。それは悪路を自転車で目的地もはっきり定まらないまま走っているようなもの。それも街灯もないような山道ばかり。でも、師匠からASC治療を学ぶ私たちは目的地もしっかり示された走りやすい高速道路をスポーツカーで走っているようなものなんですね。
弟子は師匠より楽ができるんです
師匠から学ぶ時につい忘れがちなのは、師匠は私以上に悩み考え努力されてきたから今の師というお立場にいらっしゃるということ。「師匠は私より能力が高い方」で片付けてはいけないんですね。「私よりずっと努力をし続けてきた方」なんです。
師匠が悩み考え努力されてきた分を、私たちはショートカットできます。
そんな恵まれた環境で弱音を吐くのは恥ずかしいですよね。
そして私は師匠が作って下さった高速道路をしっかり前進しつつも、次世代の方にも気持ち良く走っていただけるよう「この先カーブ注意!」の喚起とか、途中にSAなんぞ作ってみたりして、、ASC治療家育成セミナーを盛り上げていくつもりです。
師匠ももちろん先人の知識・技術・思考を糧にされ新たな治療法を生み出されました。またそれを学ぶ私たちはどんな役目・役割を持って次世代へつないでいけるのか。
まずは第一歩です。
2017年も頑張ります!ASCメディカルラボ
大阪市都島区東野田町1-21-7 富士林プラザ10番館702号 地下鉄京橋駅1番出口から徒歩2分!